消費
日本茶、中国茶、紅茶を合計しても、コーヒーの生産量には届きません。
日本人が飲むような上質な紅茶として日本で流通できるのはさらにわずかです。
コーヒーは先物などの市場などにもあるように生産量と値段は密接な関係にありますが、一方で、茶はそのグレードによって売買されその品ごとにオークション的に値段が決まってきます。
コーヒーを9とすると残りの1を紅茶と緑茶で分け合うようなシェアといわれていて、それほどまでに紅茶のシェアは低いのです。
紅茶もかつては大成功を収め、歴史にも紅茶をめぐって人類は戦争まで起こしてきました。
それほどまでに刺激的なものだったのでしょう。
日本国内の消費量(2008年)
コーヒー:260,182トン
紅茶:17,858トン
世界のコーヒー消費量
コーヒーの主な消費国はアメリカ、欧州諸国、日本ですが、近年は生産国の自国内消費も増加しつつあります。特にブラジルは、アメリカに次ぐ消費国となっています。
消費量が多いのは、他にドイツ、日本、イタリア、フランス等です。