コーヒー 歴史

 

コーヒーの歴史

コーヒーの歴史 

コーヒーはエチオピアで最初に発見されましたが、どのような経緯で、いつ頃から栽培され、そして飲まれるようになったかというのは判っていません。
しかし2つの伝説が有力な説として残っています。
ひとつは6世紀頃、エチオピアのカルディというヤギ使いの少年が、山中でコーヒーの実を食べたヤギが興奮状態になっているのを発見したという説。
もうひとつは1258年、イスラム神秘主義の修道者であったオマルが、追放されて迷い込んだ山中で鳥に導かれて発見したという説です。
実際の起源は明らかになっていませんが、少なくとも紀元前にはすでにエチオピアでコーヒーの実を潰して丸めたものを携帯食として保存していたとも伝えられていますが、現在とは違い実を食用とするものでありました。当初は食用の他、生の実や豆の煮汁として飲まれていたと伝えられています。
いつ頃から現在のように焙煎した豆を使用するようになったかは不明ですが、13世紀の焙煎器具が発掘されていることから、遅くともその頃には焙煎が行われていたと推察されます。

 

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日本のコーヒー

日本への伝播の説はいくつかありますが、鎖国下にあった天明年間(1781〜1788年)、長崎の出島にオランダの商人が自家用に持ち込んでいたものが最初だと考えられていて、日本人では出島に出入りしていた一部の人のみ飲んでいたそうです。
1804年、大田南畝によって記された、「瓊浦又綴(けいほゆうてつ)」には、「紅毛船にてカウヒイというものをすすむ 豆を黒く炒りて粉にし 白糖を和したるものなり 焦げくさくして味ふるに堪ず」との記載があります。本格的に輸入されるようになったのは、1858年日米修好通商条約締結の開国以後であり、開国後も横浜の西洋人商館で少量が輸入されるのみでした。
ちなみに日本で最初のコーヒー店は、1888年4月に上野にオープンした「可否茶館」といわれており、軽食やアルコール類を提供する近代的なコーヒー店はそれより後の1911年、銀座に開かれたカフェー・プランタンが最初であるとされています。

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